薫さん孤児院に帰ってしまいます。
アックンや千石さんは安全のためそう仕向けたんですが。
最後の5人、は薫さんをコッソリ護衛する人の数です。
心配なんです二人とも。
けれど薫さんはピンチになるのです。
それが自分のせいだと悩んで。
自己嫌悪に陥って。
方やアックンはもう幹部を殴り殺す勢いでご立腹。
もちろん薫さんの救出に。
取引を持ちかけられます。
とっても不利な。
けれどアックンはそんなもの何のその。
薫さんが全て。
薫さんしかいらない。
薫さんがいるからこそ合法的に相手を打ちのめします。
構成員二万人の上に立つ男ですから。
何にもなくても薫さんがいればいいのです。
だから格好悪い事もします。
最後の手段です。
全ては薫さんを解放するためです。
最後に。
そんなアックンを薫さんは包み込みます。
「大丈夫だ」と包み込みます。
アックンの背中が、腕が、そこにあることに感謝。
生きている事に喜びを。
そんな薫さんに本音をかき乱されるんです。
かける程の綺麗な言葉が見つからず、少し卑屈になったアックンに笑う薫さん。
あるのは優しさ。慈愛、許し。
そして気付いて、二人で生きていくのです。
薫さんは格好いいアックンも格好悪いアックンも口の悪いアックンもたまに優しいアックンも全部好きなんです。
吹っ切れたらアックンより強くたくましい薫さん。
こんな感じで突っ走ります。
夢見る少女じゃいられないのは重々承知ですが、大目に見てください(汗)
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